哺乳類

野生のリスがカボチャをかじってハロウィンの飾り「ジャック・オー・ランタン」を作る驚きの動画

今年もハロウィンの季節がやってきました。ハロウィンの飾り物の定番といえばもちろん、カボチャをくり抜いて作るジャック・オー・ランタンです。しかし、ジャック・オー・ランタンを作るには時間と労力が必要です。

しかし、この大変な作業であるジャック・オー・ランタン作りを、なんと野生のリスにやってもらうという動画が公開されています。

アメリカ・ウィスコンシン州ミルウォーキーのとある庭に、ハロウィン用のカボチャを置きます。


youtube richardmangan 『Squirrels Carve Face in Pumpkin!』より

すると、木の上に作られた巣からまるまると太ったリスが現れました。どうやら、厳しい冬に備えてたくさんの脂肪をため込んでいるようです。


youtube richardmangan 『Squirrels Carve Face in Pumpkin!』より

台の上にのぼると、彫る場所にすぐ目星をつけてカボチャに噛りつきます。


youtube richardmangan 『Squirrels Carve Face in Pumpkin!』より

穴を掘り終わるとカボチャの上に立ち、彫ったときに出たクズを掃き出します。その手慣れた様子はさながら、幾多の名作を世に送り出してきた熟練の彫刻家のよう。


youtube richardmangan 『Squirrels Carve Face in Pumpkin!』より

左目の部分が彫り終わると、今度は右目の部分を彫り始めます。


youtube richardmangan 『Squirrels Carve Face in Pumpkin!』より

鼻の部分…


youtube richardmangan 『Squirrels Carve Face in Pumpkin!』より

口の部分を彫っています。今度は丸い穴ではなく、しっかり横長に穴が開いています。


youtube richardmangan 『Squirrels Carve Face in Pumpkin!』より

ジャック・オー・ランタンが完成しました。しっかりと顔になっています。


youtube richardmangan 『Squirrels Carve Face in Pumpkin!』より

カボチャの中に火を灯してハロウィンを迎えます。リスによって無造作に彫られた穴が逆に不気味さを際立たせています。


youtube richardmangan 『Squirrels Carve Face in Pumpkin!』より

どのようにしてリスが顔を彫ることができたのかについては明かされていませんが、あるユーザーは目や鼻、口の部分にリスの好きなナッツオイルを塗っていたのではないかと指摘しています。

真偽は定かではありませんが、少なくともリスは大満足のようです。

男性が山道でピューマと遭遇、緊迫の6分間を映した動画が公開される

アメリカ・ユタ州でこのほど、男性がピューマに約6分間追跡されるという出来事がありました。

ピューマはネコ科ピューマ属の動物で、基本的にはおとなしい性質であることが知られていますが、人を襲うこともあり、アメリカでは過去には少なくとも20人以上がピューマに襲われて死亡しています。

ピューマが執拗につけ狙う緊迫の6分間

ユタ州に住むカイル・バージェス氏(26)が山道を歩いていたところ、小さな猫と出会いました。ボブキャットだと考えたバージェス氏がこの小さい猫を撮影しようと近づいたところ、小さい猫は奥へと消え、草陰からピューマが飛び出してきました。

どうやら先ほど出会った小さい猫はボブキャットではなくピューマで、このピューマはその母親のようでした。

ピューマは執拗にバージェス氏を追いかけます。バージェス氏は声を出し続け、ピューマに決して背を向けませんでした。

声を出すことは、動物同士の闘争においても広く観察される通り、強く刺激しない限りは相手を牽制する効果があります。

また、多くの野生動物は背中を向けて無防備になった相手を狙うことが知られています。常に視線をそらさず、背を向けなかったことは非常に良い判断でした。

▽男の子が振り向いたとたん、ライオンが襲い掛かります。

▽男の子が正面に向き直ったとたん、トラが襲い掛かります。

威嚇突進(ブラフチャージ)

ピューマが幾度となくみせた飛び掛かるような動作は威嚇突進(ブラフチャージ)と呼ばれるものです。


Youtube ABC7より『Viral video shows cougar stalking Utah hiker in terrifying 6-minute encounter – FULL VIDEO | ABC7』

もし、この動作に恐怖して背を向けて走るようなことがあれば、ピューマから逃げ切れるわけもなく、大きな怪我を負っていたかもしれません。

クマと遭遇した場合にも有効

今回のような対処法はクマにも有効であり、環境省もクマと遭遇した場合には「目をそらさずに後ずさりする」ことを推奨しています。

ただし、バージェス氏のように大声でどなり散らしたり、石を投げるといった行動はクマをさらに刺激してしまう可能性が高いので、この部分に関してはマネしないように注意が必要です。

また、クマも急に突進して停止したり、地面を強くたたくといった威嚇行動(ブラフチャージ)を繰り返し行うことがあります。パニックに陥らず冷静に対処することで、この動画のようにうまく切り抜けることができるでしょう。

[alert title=”エピネシス・コラムズ”]
・大声を出すことが威嚇に役立つかどうかは専門家の間でも意見が分かれることがありますが、余計な刺激を与えないためにも、なるべく大声を出さないことが推奨されます。[/alert]

39個の地雷と28個の不発弾を発見したネズミに金メダルを授与、ペット愛護団体PDSA

イギリスのペット愛護団体であるPDSAはこのほど、カンボジアで地雷撤去作業を行ってきたネズミの「マガワ」に金メダルを授与したと発表しました。

2013年に生まれたアフリカオニネズミのマガワは、ベルギーに拠点を置く慈善団体APOPOで訓練を受け、これまでに39個の地雷と28個の不発弾を匂いで発見しました。

アフリカオニネズミは中央アフリカに生息する大型のネズミで、視力はあまり良くないものの嗅覚が非常に鋭いことで知られており、APOPOの訓練担当者によると、訓練を受けたネズミは20分で200㎡を探査することができますが、同じ広さを人間がやると4日もかかってしまうそうです。

体重が1.2kgのマガワは地雷を踏んでも爆発しないため、危険はほとんどありません。訓練を受けたアフリカオニネズミが地雷のTNT火薬の匂いを嗅ぎつけるとその場で地面を引っかくので、人間が印をつけておき、あとで爆破させて処理します。


Youtube PDSAより 『HeroRAT Magawa is awarded the PDSA Gold Medal』

表彰を行ったペット愛護団体のPDSAはこれまでにも30匹以上の動物にメダルを授与してきましたが、ネズミが受賞するのは今回が初めてだそうです。

カンボジアでは現在でも1970~1980年代の内戦で敷設された地雷が最大600万個も埋まっているとみられており、1979年以降、6万4,000人が地雷で死亡し、2万5,000人が義足を使用して生活しています。

[alert title=”エピネシス・コラムズ”]アフリカオニネズミは地雷撤去のほかにも、結核患者をみつける訓練なども行っており、大きな功績をあげています。[/alert]

「T-34」とペイントされたホッキョクグマが発見される、SNSで話題に

ロシアで撮影されたあるホッキョクグマの動画をめぐって、ネット上で大きな議論が巻き起こっている。動画の冒頭では、遠くからホッキョクグマがやってくる。だが、その体の一部は黒く汚れていて、どこか様子がおかしい。

そのホッキョクグマが近づくにつれ、その黒い汚れの正体がはっきりと分かるようになる。なんと、ホッキョクグマの体に「T-34」という文字が大きく描かれていたのだ。

動画は世界自然保護基金(WWF)のセルゲイ・カフリイ(Sergey Kavry)氏がFacebookに投稿したもので、撮影者および撮影場所すらも不明だ。カフリイ氏によると、この動画は活動拠点であるチュクチ自治管区で先住民の人々がSNS上で共有していたものであるという。調査当局は現在、この動画の出所を探っているという。

なぜ「T-34」なのか?

この大きな「T-34」という文字が個体を識別する標識であったとするならば、さぞかし分かりやすいことだろう。例えそうであったとしても、あまりに度が過ぎている。もちろん、研究者らがこの動画のホッキョクグマのようにペイントすることで個体を管理するようなことはまず無いだろう。しかし一方で、ヤマロネネツ自治管区の通信社はモスクワの研究チームが集落のゴミ捨て場を漁っていたホッキョクグマが、再び戻ってくるか観察するためにつけた標識であると報じているという。だが、「T-34」にはどのような意味があるのかは不明だ。

もしかしたら、この「T-34」という文字列を聞いて見当がつく人がいるかもしれない。「T-34」は第二次世界大戦で旧ソ連が使用していた戦車の1つだ。もし冗談半分で戦車の名称をペイントさせられたのだとしたら、生命への尊厳を踏みにじるような甚だしい行為に他ならない。

専門家らは、「T-34」という文字が均一でかつ明瞭であることから、何らかの方法でホッキョクグマを拘束、あるいは薬物などで無力化させてからスプレーなどでペイントしたものとみている。

獲物の確保が難しくなることも

ホッキョクグマの白く見える体毛は、実際には透明で、たくさんの空洞があるために光が乱反射を起こして白く見える。その体毛の下には、実は黒い皮膚があるのだ。
こうしてホッキョクグマは、透明な毛を通して太陽光を黒い皮膚で吸収しつつ、体毛が空気の層を作って断熱材の役割を果たすことで体温を保持しているのだ。さらに、白い体毛は雪と氷で覆われた北極の大地で、獲物に気付かれずに近づくためのカモフラージュの役割も果たしている。だが、このようなペイントがある場合は獲物に気付かれやすくなるため、専門家らはこのホッキョクグマが獲物にありつける機会は少なくなってしまうだろうと推測している。

地元の報道当局は、ホッキョクグマが近年、ごみを漁るために人の住む地域で出没することにいら立っている地元住民の”仕返し”かもしれないと報じているが、簡単に獲物に気付かれてしまうこのホッキョクグマが食べ物にありつくためには、なおさらゴミを漁りに、人の住む地域へ行くほかない。地球温暖化に伴って海氷が減少し、狩場と獲物が同時に減少しているホッキョクグマに、一部の人々による心ない行動によってさらに追い打ちがかけられている。

この落書きが消えるまでには、数週間~数か月かかるとみられる。