天文学

これまでにない高解像度で太陽を撮影することに成功――欧州宇宙機関

欧州宇宙機関はこのほど太陽観測衛星「ソーラー・オービター」を使い、これまでにない高解像度で太陽を撮影することに成功しました。

ソーラー・オービターは2020年2月に打ち上げられたばかりの探査機で、現在までにさまざまな成果をあげています。

そして先月7日、太陽から7,500kmの距離で25枚の写真を17nmの波長で4時間かけて撮影が行われました。

これほど太陽に接近して撮影が行われたのは史上初めてで、25枚の写真を繋ぎ合わせたその画像データはなんと8,300万画素。これは4Kの解像度の10倍にも相当します。

オリジナルの画像は欧州宇宙機関のウェブサイトで閲覧またはダウンロードすることが可能です。

The Sun in high resolution -ESAhttps://www.esa.int/ESA_Multimedia/Images/2022/03/The_Sun_in_high_resolution

ドバイの夜空に突然現れた巨大な物体に市民が困惑、その正体は?(動画)

アラブ首長国連邦(UAE)の火星探査機「HOPE」が今月9日、見事に火星の周回軌道到達に成功し、これを記念してアラブ首長国連邦政府のメディア局はドバイに火星の衛星であるフォボスとダイモスを巨大なスクリーンを設置して投影しました。


Youtube Red Robot – Intelligent Distribution 『The Truth Behind The UAE’s Double Moon Phenomenon』

多くの人々はこのサプライズキャンペーンを楽しみましたが、それを知らない一部の市民は困惑し、UFOの襲来から終末論までさまざまな憶測をめぐらせたといいます。

このフォボスとダイモスは100mの大型クレーン2台と40mもの巨大な特殊スクリーンによって投影されたもの。夜空に突然こんなものが現れたら、確かに恐ろしいですね….