爬虫類

ある日突然バスルームが水浸しに、排水溝から現れたのは大きなニシキヘビ

オーストラリア・クイーンズランド州のブリスベンで、ある日突然バスルームが水浸しになるという異常事態が発生。

その原因の正体とは――

狭い排水溝から現れたのは、なんと全長約2mもの大きなニシキヘビ。

排水口のなかにヘビを発見した女性は直ちにヘビ専門の業者に通報しました。

30分ほどかけて取り出されたこのニシキヘビは無事に近くの茂みに返されたといいます。

どのようにして排水溝へ入り込んだのかは不明だそうですが――ヘビも女性も無事で何よりでした。

大型フィギュアの小包から巨大なニシキヘビが現れる――タイ・バンコク

先月16日、タイ・バンコクの郵便局で小包から巨大なニシキヘビが現れるという出来事があったと、このほど『Yahoo News Austrarlia』が伝えました。

3mものニシキヘビは小包の角の破れ目から現れ、通報後間もなく駆け付けたレスキュー職員によって保護されました。ニシキヘビは攻撃的だったものの動きは鈍く、捕まえた後は野生に返されたといいます。

小包のラベルには日本のアニメ『ONE PIECE』の大型アクションフィギュアと書かれており、さらに「非常に高価なので取り扱いに注意してください」という注意書きが貼られていたといいます。

Reference:‘Be careful’: Parcel sparks major panic in post office

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ブリーダーがボールニシキヘビを育てあげると体に3つのスマイルマークが出現、SNSで話題に

現在SNS上で「Emoji Ball Python」と名付けられた、体に3つのスマイルマークを持つヘビが話題になっています。


Youtube 『Emoji Ball Python!』

アメリカ・ジョージア州北部で20年近くもヘビの繁殖を手掛けてきたブリーダーのジャスティン・コビルカさん(Justin Kobylka)は、アルビノ種のボールニシキヘビを使ってゴールデンイエローとホワイトの美しい組み合わせを実現しようとしました。

8年間の繁殖を経てその試みは達成されましたが、そのヘビには偶然にも笑顔のように見える模様が3つもあったといいます。

CNNの取材に対してコビルカさんは「このようにスマイルマークが1つあるヘビは、20匹のうち1匹の割合で存在し得る」と説明したうえで、スマイルマークが3つあるヘビを見たのは初めてだと語っています。

CNNによると、このヘビは約6,000ドル(約65万円)という一般的なボールパイソンの60倍以上の価格で取引が行われ、その見た目通り「大きな笑顔をもたらした」といいます。

ジャスティン・コビルカさんがこれまで手掛けてきた芸術的なまでに美しいヘビの数々はこちらでご覧になれます。
https://jkobylkareptiles.com/incubator/

アメリカ・フロリダ州の気象局が異例の「イグアナ警報」を発令

フロリダでイグアナ警報

古くより、空から魚やカエルが降ってきたという事例が世界各地で報告されている。これらはファフロツキーズ現象(日本では怪雨)などと呼ばれており、現代でも稀にみられるが、しばしばその原因がよく分からないことも多い。

アメリカ・フロリダ州マイアミの気象当局はこのほど、異例の「イグアナ注意報」を発令した。このイグアナ警報は”イグアナが落ちること”を警告するものであるが、ただし空からではなく「木の上」からだ。
フロリダ州一帯にはグリーンイグアナが数多く生息しているが、他の爬虫類同様に寒さには弱い。気温が10度を下回ると動きが鈍くなり、気温が4度以下になるとほとんど”冬眠”した状態になり、ほとんど動けなくなるのだ。

現在、フロリダ州では平均気温が例年よりも大幅に下回っており、厳しい寒さが続いているが、木の上で”冬眠”し、動けなくなったイグアナがしばしば落下してくることがあるのだという。フロリダ州マイアミ支部の気象当局はTwitterで「今夜はイグアナが木から落ちても驚かないように」とツイートしている。

ユーモアのある警報ではあるが、体のいたるところに鋭利なトゲがあり、体重数kgにもなるイグアナが落ちてくるかもしれないと考えると危険であることは間違いないだろう。
実際、各地では地面に落下したイグアナの様子がツイートされており、寒さの続くフロリダでは今後もイグアナに十分な警戒が必要のようだ。”幸い”にも、現在までにイグアナが直撃して負傷したという事件は起きていない。

イグアナ警報に喜ぶ人々も

実は、フロリダ州に生息するグリーンイグアナは1960年代に中南米から持ち込まれて野生化した侵入生物種であり、民家に侵入したり車道を通るだけでなく、絶滅危惧種の蝶やカタツムリなどを捕食することがあるため大きな問題となっているのだ。食べ物が豊富にあり、天敵がいないことから今なお増え続け、生息地を拡大しているという。

フロリダ州の野生生物局はイグアナを発見した場合には可能な限り駆除することを勧めており、イグアナによって様々な被害を受けている人々が「反撃」する大きなチャンスとなっている。強い寒気によってイグアナが無防備になる機会を待っていた”イグアナハンター”もいるらしく、イグアナ警報によって今年は”豊年”となりそうだ。