鳥類

イスラエルで約1,000年前の鶏卵がほぼ完全な形で発見される

イスラエルの首都テルアビブの南にある町ヤブネで、このほど約1,000年前の鶏卵がほぼ完全な形で発見されたとイスラエルの考古学庁が発表しました。

この鶏卵は約1,000年前の汚水槽の発掘調査でみつかったもので、槽内にあった人の排泄物を含むやわらかい堆積物に埋もれる形で発見されたといいます。


イスラエルの考古学庁の公式facebookページより

専門家は「考古学における発掘調査では殻の厚いダチョウの卵は見つかることはあったが、鶏卵がほぼ完全な形で残っているのは初めてであり、世界的にも非常に珍しい」とコメントしています。


イスラエルの考古学庁の公式facebookページより

野生のハチドリが手のひらの上で休憩、目を閉じてウトウト(動画)

ハチドリが人の手のひらの上で心地よく眠る動画がかわいいと大きな話題になっています。

動画は5月31日、アメリカのノースカロライナ州キャメロンで撮影されたもので、このハチドリは玄関付近にいたところを投稿者の息子が発見したそうです。

投稿者はこのハチドリに砂糖水を与えましたが飲まず、手のひらの上や服の上でしばらく休憩したあと飛んで行ったそうです。

ハチドリは体重わずか2g程度の鳥で、「世界で一番小さな鳥」といわれています。1秒間に60~80回以上も羽ばたき、空中で静止しながら長いクチバシを花のなかに差し込んで花の蜜を吸います。

また、ハチドリの足は退化しており、枝などに止まったりすることはできますが歩くことはできません。大人しく見えたのはそのせいもあるでしょうが、人の手のひらの上や服の上はさぞ居心地が良かったに違いありません。

飛んで行ったところを見ると、どうやら怪我や病気などではなさそうです。

2011年にはいびきをかくハチドリの動画が投稿され、大きな話題になりました。

思わず目を疑うようなサンショクキムネオオハシの意外な体の仕組みが話題に

アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスに住むJanelle Tsaoさんが投稿したサンショクキムネオオハシの動画がSNSで話題になっています。

Janelleさんオオハシの首の後ろの部分を少し引っ張ると、なんと奇妙な空洞のようなものが現れました。

Janelleさんによると、首の後ろには薄く半透明な皮膚があり、これにより神経などが透けて見えるのだそうです。

ちなみに、首元の部分もほとんどが羽毛であり、丸々とした外見の割に首はかなり細いようです。

サンショクキムネオオハシ(Ramphastos sulfuratus)は中南米に生息するクチバシの大きなオオハシの1種で、大きさは約45cm、体重は400~500gほど。

動くおもちゃに大興奮のエミュー、体をくねらせてはしゃぎまくる

飼い主は、飼育しているエミューにムービングウィーゼル(動くイタチのおもちゃ)を与えてみました。


Youtube camelsandfriends 『Emu Tango (Emu vs. Weasel Ball)』

はしゃいでいるのか、怯えているのか――おもちゃに近づいては、体をくねらせながら辺りを走り回ります。その様子はまるで情熱的なタンゴのよう。

▽動画はこちら

途中でダチョウも加わり、エミューと一緒に踊ります。

Youtube camelsandfriends 『Emu Tango (Emu vs. Weasel Ball)』

ようやく慣れたのか、最後はおもちゃに集中攻撃。ついばんだり持ち上げたりして徹底的に破壊しました。

Youtube camelsandfriends 『Emu Tango (Emu vs. Weasel Ball)』

死んでしまったパートナーに寄り添い離れない白鳥、23本の列車が1時間停止

先月23日、ドイツ中部でなんとも痛ましい出来事がありました。

カッセルとゲッティゲン間の高速鉄道で飛行していたと思われる白鳥のつがいのうち、1羽が送電線に引っかかって死んでしまいました。

残されたもう1羽の白鳥は、死んでしまった白鳥の死骸の近くに座り込んでしまいます。

▽New York Postのツイートより

高速鉄道の関係者らが線路から白鳥をおびき出そうとしても動かず、これにより列車23本に約50分もの遅延が発生。

関係者らはやむを得ず消防隊に出動要請を行い、この白鳥とパートナーの死骸は線路外に移動させられ、無事にフルダ川に放されました。

白鳥は親子・夫婦間の絆が非常に強いことで知られており、生涯連れ添うとされています。