アメリカのとある家に住むゴールデンレトリバーのレイカーは、生後3か月ごろから発作の症状が現れるようになり、間もなくしててんかんと診断されました。
現在は薬により症状が抑えられていますが、ときどき突然鳴いたり走り出すといった極度の混乱状態に陥ることがあるといいます。
レイカーを心配した飼い主は家に犬を見守るためのカメラを設置して様子を見守ることにしましたが、先月20日に記録された映像には、家で飼っているもう1匹の犬、カタフーラ・レパード・ドッグのロキシーがレイカーの発作をすぐに察知して介抱する様子が映っていました。
Youtube 『Catahoula Helps Stop Golden’s Seizures』
寝ているレイカーが急に起きて駆け出しますが、同じように寝ていたロキシーもすぐに起きてレイカーの元へと駆け寄り、症状が治まるまで抑えます。
Youtube 『Catahoula Helps Stop Golden’s Seizures』
てんかんの発作が現れた際には、私たち人間も同じように患者を横にして安全を確保する対処法が知られています。
Youtube 『Catahoula Helps Stop Golden’s Seizures』
発作が治まった後でロキシーに寄り添うレイカー。ロキシーの介抱には家族だけでなくレイカー本人も感謝しているようです。
飼い主によるとロキシーはそのような訓練を受けたことがないそうで、いつでもレイカーを見守ってくれていることを幸せに思っている一方で驚いていると語っています。